スナックサンド ピーナツ
師走ですね。なぜ12月はこんなに慌ただしいのでしょう。
学生時代を振り返ると「12月だから」忙しいと思ったことはありませんでした。人によるでしょうけど。サンプル件数1ですけど。
むしろ私の学生時代は暇なので専攻と関係ない分野の本も読んでまして、そのひとつが言語学です。
日本語がどのような成り立ちか、とか、ローマ字表記のズレとか、なぜかハマって読んでました。
いまでも覚えてますが、「たちってと」はヘボン式ローマ字では「TA CHI TSU TE TO」と当てられています。
つまりこれは3つの似た「タ行」の組み合わせです。()内は無理やり今の日本語の音を当てて読んだ場合です。
TA TI TU TE TO(た てぃ とぅ て と)
CHA CHI CHU CHE CHO(ちゃ ち ちゅ ちぇ ちょ)
TSA TSI TSU TSE TSO(つぁ つぃ つ つぇ つぉ)
発音してみるとわかりますが、口や舌の動きがこちらの方が統一されます。
こう捉えると、日本語の「ちゃ」みたいな音はたまたま小さい「や」をつけられただけで、「ち」と同じように1つの音です。「ち」と「や」ではないわけですね。
なので、しりとりをするときも「紅茶」と言われたら「や」で探さないで「ちゃ」で始まる「茶碗蒸し」みたいな返しが正解だと言えます。
と、力説したらドン引きされました。
懐かしいですね、学生時代。
・スナックサンド ピーナツ
日時:2019/09/01
味の種類:1種目
デザイン:1個目
ランチパックより9年先輩のスナックサンドは1975年に登場しました。
ランチパックより先行していたことで、「元祖」を売りにして巻き返しを図っていますが、これはここ5年ほどの動きです。
2012年に携帯サンドイッチ市場でシェア0.15%まで落ち込んでおり、この時期に全国展開を再開しています。
https://www.google.co.jp/amp/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1506/03/news143.html
2016年からキャラクターも登場しています。このキャラクターが浸透すると、しりとり界も黙ってはいないでしょう。
スナックサンドの記事や呟きを見ていると、その多くは
1.ランチパックを買おうと思ったら
2.ランチパックじゃなかった
3.でもスナックサンドってランチパックより昔からあるらしい
というもの。
この形状のパンはすべて「ランチパック」と認識させるだけのブランドアイデンティティが確立していると言えるでしょう。
ですが、良きライバルがいてこそ市場は活性化しますので、スナックサンドのご活躍も祈願したいと添えて、本日は締めさせていただきます。