ランチパック列伝!

全国のランチパックを食べつくす夢への軌跡

黒こしょうメンチカツ ミルキーホワイトソース

ドラクエIIと哲学の話です。

ファミコンのドラクエIIはタイムリーでやっていませんが、IVやったあとにやった気がします(順番めちゃくちゃ)。

IIIで登場したセーブ機能がつく前でしたので、「ふっかつのじゅもん」でステータスを復元させるという仕組みを取っておりました。

30年が経ち、ブログ書けるくらいはコンピュータを解るようになりましたので、あの呪文で各種パラメータを設定してたんだなと思い返すわけです。

なので、有名な復活の呪文「ゆうていみやおうきむこう・・・」のように自分が遊んだ続きではなくても、レベル48の違う主人公でお金やアイテムもそこそこ持った状態から始めることもできました。

さて、話は変わって哲学ですが、バートランド・ラッセルは「世界5分前仮説」という仮説を立てました。これは映画「マトリックス」や「クレヨンしんちゃん 逆襲のロボ父ちゃん」などを見ると理解が深まるかと思いますが、今、自分が過去の連続の記憶の上に立ってあるというのは、果たして本当に継続されたものであるのか?その状態からスタートされたのではないのか?という観点の仮説です。

ドラクエIIの復活の呪文もこれを体現するかのように、まったく別の主人公として(しかもこの場合は勝ち組ステータスで)物語をスタートできます。

 

さて、皆様の過去の記憶は本物でしょうか?

 

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日時:2020/04/02
味の種類:295種目

 

想像したこともない、ブルドックとミルキーのコラボです。以前も書きましたがブルドックソース社の日本語表記はブルドッグではなくブルドックです。濁りません。

本ランチパック列伝読者では毎度おなじみですが、「東のブルドック、西のオタフク」と言われるほど東日本にお住いの皆様の舌を占領してきた猛犬です。

それがミルキーの可愛らしいタッチの絵に飲み込まれてしまった貴重なイラストがこちら。

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もはや雄牛(ブル)と戦わせるために開発された筋肉質な闘犬ブルドッグの面影はなく、体にハート模様まで備えて、室内ペットと化した21世紀型のワンちゃんが描かれております。

裏面に印刷されている犬の足跡まで愛らしさが漂っておりますね。ペコちゃんみたいに片目つぶって舌出して、甘さを十二分に表現できているのではないでしょうか。この「あまずっぱい」ブルドッグは、白と茶色の毛並みになっておりますので、本来のロゴのやや挑発的な表情をしたブルドッグと別の犬なのでしょう。この白と茶色の毛並みもミルキーとブルドックソースのソースの融合を表しているようにも思えます。細かい!

以前、スナックサンドの時にもこのようなパッケージデザインにおける子細なこだわりを推察してみましたが、今回も相当な力作だと見て取れました。感服とともに、袋を捨てるのがもったいないほどです。ただ、私の記憶によれば、ランチパックを食べた後、この袋はあっさり捨ててしまいました。記憶違いであることを望みます。