4種のおいしさ(ピーナッツ、アップルカスタード、ココア、チョコクリーム)
10年くらい続けているランチパック列伝ですが、ここ最近思っているのが、地方のグルメや食材をちゃんと紹介していきたいなということです。
これまでも嬬恋キャベツやあまおういちごや富士宮焼そば、東松山やきとりなど、様々な食材を紹介してきました。
自分自身、旅先で各地のグルメを食べるのが好きで、その楽しみが15cm四方のパンに収まるわけですから、ここに喜びを見出さずしてなんたるものかと思い至ったわけです。
というわけで、これからのランチパック列伝はなんとなく誤魔化さずに、地方のグルメを応援していきますのでよろしくお願いします!
・4種のおいしさ(ピーナッツ、アップルカスタード、ココア、チョコクリーム)
日時:2019/06/16
味の種類:243種目
デザイン:272個目
4つも味がありますが、地方の食材は一切ございませんでした。決意表明はタイミングを見計らって適切に行うべきだと深く反省しています。
気を取り直してこのスイーツたちですが、ココアについては書いたことがない気がするので今日のランチパック列伝はココアについて。
ココアって何だろうと思って、今回はちゃんと調べました。
まず、作り方ですが、ざっとまとめるとこんな感じになるようです。
チョコレート・ココアの原料となるカカオは、学名で「テオブロマ:Theobroma」 [Theos(神の)broma(食べもの)]と名付けられるほど、様々な効果があると言われています。
かつてはアステカ、マヤの王族の万能薬、栄養食としてされていたように、動脈硬化・ガン・肥満・花粉症・ストレスなどに効果があるという話です。
どうしてもお菓子としてのチョコレートの甘いイメージがありますが、以前も流行った高カカオマスのもの(70%以上がいいらしいです)であれば、これらの効果はあるそうですよ。詳しくは本に専門家の話が書いてあります。
ココアもよく口にする甘い飲み物は、砂糖やミルクを混ぜた状態(調整ココアと呼ばれます)ですが、カカオポリフェノールの効果は同様です。むしろカカオを飲み物にしたココアが先にあり、それをもっとおいしくできないかという研究の結果、ココアバターの圧搾に至り、ココアバターをカカオマスに混ぜたら固形にできるということでチョコレートができたという流れだそうです。
以前も書いたように、カカオは栄養面も豊富なので、ビターであれば毎日摂取したいと改めて思いました。
参考:
「身近な食べもののひみつ4 すがたをかえる果実・種実」(学研)
・日本チョコレート・ココア協会 Webサイト
・よむココア